「社会と基盤」研究会

「福島原発事故後の市民社会の活動に関する団体調査」(速報値)報告について

「社会と基盤」研究会 研究代表者 町村敬志

私たち「社会と基盤」研究会は、東日本大震災がもたらした日本社会の変化について多面的な角度から研究を進め、その成果の国際的発信を進めている研究グループです。

2011年3月以降、日本では、大震災被災地とそれ以外の地域という違いを越えて、また、市民団体・NGO・ネットワーク・企業といった担い手の区別を越えて、原発やエネルギー問題に取り組む多数の団体が活動を進めてきました。

しかし、はたして、そうした活動を支えたのはどのような団体・人びとだったのか。また、それらは日本の市民社会にどのような変化をもたらしたのか。印象に基づく議論が飛び交うなか、実際にこれらの問いを確認する試みは、これまでほとんどありませんでした。

この点を明らかにするため、本研究会は、全国各地で実際に活動を進めてきた901の団体を対象に、「福島原発事故後の市民社会の活動に関する団体調査」として、質問紙調査を2013年2~3月に実施しました。

おかげさまで、郵送にもかかわらず326という多くの団体から回答をいただくことができました(回収率 36.1%)ご協力いただいた皆さまに、改めて厚く御礼を申し上げます。

今回、調査結果の一部として単純集計を公表いたします。今回の集計は、回答全体の度数分布や比率を示す基礎的なデータです。今後も引き続き、分析を深めてまいりますとともに、さまざまな形で結果を社会に還元していくことを目指しております。

データは2013年9月28日時点での速報値であり、後日訂正となる場合があります。この点、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

なお、調査実施にあたっては、独立行政法人日本学術振興会、科学研究費補助金「基盤研究(B) グローバル化以降における資本制再編と都市——〈ヒト・モノ〉関係再編と統治性の研究」を使用しております。

調査概要

企画・実施
「社会と基盤」研究会
実施期間
2013年2月〜3月
調査対象
社会活動団体
調査方法
郵送法による自記式質問紙調査
送付数
904票
有効回収(率)
326票(36.1%)
調査票
A4 16ページ (PDF)

対象団体の選定方法

下記のA, Bで抽出した団体名から,Webなど公開情報を用いて団体連絡先を確認。対象団体リスト(904団体)を作成した。

A: 新聞記事から
データソース:
朝日新聞・毎日新聞(地方面を含む) 新聞検索記事データベース
検索キーワード:
「( 原発 または エネルギー ) かつ ( 市民 または 団体 )」のワードを含んだ新聞記事から,団体名をコーディング
検索対象期間:
2011年3月11日~2012年3月31日
B: 脱原発世界会議から
「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」(2012年1月14~15日、パシフィコ横浜)の参加・賛同団体

設問一覧

概1
貴団体の性格、法人格を教えてください。
概2
貴団体の主な事務所の所在地を教えてください。
概3
貴団体の主な活動場所を教えてください。
概4
あなたの貴団体での役職を教えてください。
問1
貴団体の結成年はいつですか。
問2
2013年2月時点で貴団体は活動していますか。
問3
貴団体が結成されたのは、東日本大震災より前ですか、それとも後ですか。
問4
【東日本大震災以前から結成されていた団体におうかがいします】貴団体は、震災以前、どのような分野で活動してきましたか。
問4s
【東日本大震災以前から結成されていた団体におうかがいします】震災以前、もっとも力をいれていた活動分野はどれですか。
問5a
貴団体が、震災以降、どのような問題・課題に関連した活動をおこなってきました。
問5as
貴団体は、震災以降、もっとも力を入れてきた問題・課題はどれですか。
問5b
【東日本大震災以前から結成されていた団体におうかがいします】震災の前におこなっていた活動はこのなかにありますか。
問6
貴団体は、東日本大震災以降、関連の問題・課題にかかわる活動に、どのような形で取り組んできましたか。
問7
貴団体が結成されるにあたって、創設メンバーの多くが所属していた団体や集まりはありますか。
問8
貴団体が、震災以降、関連の問題・課題にかかわるきっかけは何でしたか。
問9
東日本大震災以降、関連の問題・課題に関して、貴団体は実際にどのような活動をおこないましたか。
問10
貴団体のおもな活動を教えてください。また、特徴的なものはありますか。
問11
震災以降,貴団体はWebサービスで情報を発信しましたか。
問11s
【問11で 1~8 と回答した方へ】もっとも利用したメディアを一つお選びください。
問12
貴団体が、より多くの人と交流や活動をするうえで、「Webサービスを利用した情報発信」と「対面的関係やクチコミを通じた情報発信」とでは、どちらのほうがより反響が大きかったでしょうか。
問13
貴団体は、次のイベント(1000万人アクション,官邸前デモ)にかかわりましたか。
問14
貴団体は、震災以降の活動で、イベントの共同開催や共同支援事業など、他の団体・組織と連携したことはありますか。
問14a
他の団体・組織との連携を決めるとき、もっとも重視した要素はどれですか。
問15
貴団体の定期的な会合への参加者は、平均して何人くらいでしたか。
問16
貴団体が主催・共催したイベント・行事には、もっとも多いとき何人くらいが参加しましたか。
問17a
貴団体では、Web・SNSでの広報活動をどの程度おこないましたか。
問17b
貴団体では、ミニコミ・チラシでの広報活動をどの程度おこないましたか。
問18a
貴団体は、新聞・雑誌・テレビから取材を受けましたか。
問18b
貴団体は、ソーシャルメディアで紹介されたことはありますか。
問19
貴団体が、震災以降、関連の問題・課題についての活動に対し、特に力を入れていた時期はいつごろですか。
問20
東日本大震災以降、貴団体では原発事故や原子力発電所などの情報をどのように入手されましたか。
問21
貴団体は、行政機関や政党・議員とかかわりを持ったことがありますか。
問22a
震災後、貴団体が活動を進めるなかで、相手の対応は、全体として、どのようなものでたか。
問22b
震災後、貴団体が活動を進めるなかで、相手の対応は、どう変わってきましたか。
問23
貴団体の性格は、どのようなものとお考えですか。
問24
貴団体はどのような組織・活動形態をお持ちですか。
問25
貴団体の日常活動を支える運営スタッフについておたずねします。
問25-1
運営スタッフはいらっしゃいますか。
【「いる」とお答えの団体へ】全体でおよそ何人ですか。
問25-2
有給(アルバイト・パート含む)の方はいらっしゃいますか。
【「いる」とお答えの団体へ】何人いらっしゃいますか。
問26-1
貴団体に参加しているメンバーは全体でおよそ何名ですか。
問26-2
メンバーのいる年齢層を教えてください。また、もっとも多い年齢層を教えてください。
問26-3
メンバーの性別構成はどうですか。
問26-4
メンバーはどこにお住まいですか。
問27
貴団体の主なメンバーは次のどれに一番近いでしょうか。
問28
貴団体は会合や打ち合わせをする際、どのような場所や手段を利用していますか。
問29
貴団体の2011年度の年間予算(活動経費)はどのくらいですか。
問30
貴団体の活動の主な財源(収入源)は何ですか。2011年度について、およその内訳(%)をご記入ください。
問30c
貴団体の活動の主な財源(収入源)は、2010年度と比較した場合の増減しましたか。
問31
貴団体の組織の説明として、どのくらい当てはまるでしょうか。
問32
震災以降の貴団体の取り組みを振り返ったとき団体独自の目標や目的は、達成されたと思いますか。
問33
貴団体は、現在の震災関連の活動について今後、どのような計画や見通しをお持ちですか。
問34
現在、貴団体が抱えている課題・問題点はどのようなものですか。
問34s
現在、貴団体が抱えている課題・問題点で、もっとも重要だと思われるものはどれですか。
問35
貴団体は、原発事故や原子力発電所などについて、現時点でどのような立場をとっていますか。
問36
震災以降の貴団体を含む全国各地のさまざまな団体の取り組みを、どのように評価しますか。
問37
あなたの性別を教えてください。
問38
あなたは満何歳ですか。
問39
戦後の社会運動・市民活動や出来事で、あなたが影響を受けたものはありますか。
問40
市民社会や政治・経済のあり方について、あなたはAとBどちらの意見に近いですか。
問41
あなたは、東日本大震災および福島原発事故に関連して、いくつの団体やグループの活動に関わりましたか。
問42
あなたの現在のご職業は何ですか。